パイプ内作加工
船においてパイプの役割は、人間の血管に相当します。
パイプは動力に必要な燃料や乗組員が使用する生活用水など、様々な気体・液体や固体の運搬を担っているため、船体には膨大な本数や種類のパイプが張り巡っております。
パイプを加工する前はただの直管ですが、まずパイプを切断し、曲げ加工や複雑な組立を繰り返した後、溶接による接合を行い、最終的に一本のパイプを完成させます。
弊社では一般管のみならず、ステンレス鋼管なども扱っております。また曲げ加工・バーリング(引き抜き)などの高度な技術が必要なものにも対応できるため、多くの実績がございます。
溶接作業
溶接とは、日本工業規格では「2個以上の母材を、接合される母材間に連続性があるように、熱や圧力又はその両方によって一体にする操作」と説明されております。つまり、2個以上の物体を溶融・一体化する作業です。
その方法は様々ですが、弊社では主に手溶接・アーク溶接・ティグ溶接・ガス溶接・サブマージ溶接を行っております。各業務に不可欠な作業で、タンクの密閉性や強度などを求められる専門職です。
また取り扱っている鋼種も多く、ステンレスや高張力鋼などの特殊な溶接にも対応しております。